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About our lab
神経細胞は電気信号によって情報伝達を行います。脳スライス標本を用いたパッチクランプ記録などの電気生理実験は、この神経細胞の振る舞いを高い時間精度で直接観察できるとても優れた手法です。我々の研究室ではこのスライスパッチクランプ記録をメインの実験手法として用いながら、そこに免疫染色法などの組織学的手法を組み合わせることで細胞形態や分子局在を解析し、神経細胞における機能と構造の連関様式を詳細に明らかにしてきました。さらには生きた動物個体の脳からの電気記録やイメージングなど、多角的な実験を行える環境を構築しつつあります。また遺伝子改変動物(遺伝子改変マウスだけでなく、ニワトリ胚(種卵)を用いた簡便な遺伝子改変技術を導入予定)を積極的に用いることで、神経機能を分子から個体まで包括的に解明することを目指しています。
生理学山田単位へようこそ
山田 玲 主任教授
2023年1月に着任いたしました。これまでの実験の中で新しい現象に出会ったときの感動は今でも忘れられません。ぜひ学生さんたちにもこのような体験をしてほしいと思いながら、日々の教育や研究に向き合っています。

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